アラサー現実に直面する

何も求めない米んち

なんだか今日は、自分にとっていいことをしてあげようと思える夜。 いつも何かに焦って悩んでいるけど、今日だけは、なにもしなくていいぞと、言える夜になりそうである。予定はもちろんない。 

 声の調子も治った。 声が出る幸せをめいっぱい噛み締めているとともに、二度とあんな辛い思いはしたくないと、日々、免疫が弱まらないように気をつけている。 
それでも家に帰ると、ご飯の支度、片付け、シャワー、寝る支度…であっという間に寝る時間になってしまって、ラグジュアリーのカケラもない。一人暮らしって、みんなどうやってるんだろう。好きなものはいつ買うんだろう、好きなものはいつ食べるんだろう。

 家事をしていても、心だけでもラグジュアリーになればいいと思うけど、そんな浮いた話もないし、考えるほどに凹む。 連絡こないなーとか、会いたいなーってばかり考えていて、まったくうきうきしない。 
電車とかで偶然にも会えたらいいのにな。 
全然いない。 今度いつ会えるか連絡したいけど、しないほうがいい気もするし。 自意識をぶっ壊して、ただただ明るく、恋愛したいと思う。まっすぐなひとでありたい。

 なんだろうな、今日のこの感じは。 誰かに会いたい。話したい。でも誰でもいいわけじゃない。欲がどばどば出る。
 なんかの間違いで、ものすごい奇跡とか起こらないかな。 
もう、充分に耐えたし、苦しんだし、 幸せになるには充分な状態なはずなんだけど。 謎の心のうきうきというか、落ち着き、なんやねん。あほか。期待するなや。 
と同時に号泣しそうな夜でもある。どっちに転ぶだろうか。