アラサー現実に直面する

何も求めない米んち

コロッケ

今日もまた明るいうちに仕事が終わってしまって、

実家に帰ってごはんを食べさせてもらおうかなーとか甘ったれたことを考えるけど

どうせ帰っても精神を弱らせて帰ってくるだけである。期待してはいけない

ファミマでアイスコーヒーを買って帰ろう。

 

定期圏内でどこかお散歩しようと思って日比谷に向かったけど、

駅を降りて街に出たら眠くなった。つまらなかったのだ。

日比谷が悪いんじゃない。わたしと合わないだけだ。

いや、わたしにお金がないだけだ。

 

急な坂道を回避したくて遠回りをして、チャリで帰った。

 

一旦家に帰って、近くにスーパーに行った。

コロッケがあげあがったとアナウンスが流れた。

お待たせして申し訳ないと何度も謝るので、そんなにおいしいのかとおもって、

コロッケ売り場にいったら、優しそうな店員さんが、あげたてですよ!どうぞ!というので

わたしはこういう、優しそうなひとにめっぽう弱い。

ひとつ50円だしな。すぐ食べれるように紙に包んで買った。

 

帰り際、さくさくのコロッケを食べながら帰った

生のじゃがいもからお店であげる無添加のコロッケなんだそうだ

コロッケは、作るのがめんどうだ。

じゃがいもをふかしてつぶして、豚肉とたまねぎをいためてじゃがいもとまぜて、

あげる。

多くの工程を踏んで、なおかつたくさんの調理器具を使う。

つくって食べて片付けて、そこまでがコロッケだ。

母親も、めんどくさがってそこまで作ってくれなかったが、

作ってくれたコロッケはとてもおいしかった。もう今はつくる元気もないだろうな

仕事終わりに、一生懸命つくってくれたんだろうな。

そんなことをふと考えて、食べる。

いやもうね、そもそもコロッケってのはおいしいんですよ。

それがあげたてなんですよ。ここのスーパーのコロッケが特別おいしいのかなあ

とにかくおいしくて。ちょっとウルっときた。

 

今日の夕日はまたオレンジとパープルが混ざってきれいだった

強迫観念に駆られて、夕日をみたくなって走りたくなったけど、

見逃す夕日もあっていいんだと思って帰った。

夏がくればたくさんみられるだろう。

 

 

自宅では、みそ汁をつくって、きゅうりを食べて、納豆をたべて、

あっという間だ。時間はあっという間に過ぎていく。せっかく早く帰ってきたのに。

今日も特別なことができなかった。